トランプ大統領はよく「Deal(取引)」という言葉を使います。
ビジネスマンなのだから当たり前かもしれません。
ところで、最近、、。
ネットでブラジルのラジオをよく聴いてます。
ポルトガル語のヒアリング力アップのためにです。
うれしいことに、じわじわ聞き取れるようになってきてるんですね。。
やはりブラジルでもトランプさんは注目集めてるようですね。
今日は、TPPの離脱について話してました。
ブラジルは直接のメンバーではないけれど、大いに関係あるようです。
ブラジルは農産物や鶏肉などが主要輸出品目になりますが、
TPPメンバー国には競争相手も居て、囲われちゃうと買ってくれなくなっちゃうところだったみたいで。
凄く高い評価をしてました。。
日本もブラジルから鶏肉なんかをものすごく買ってるけど、TPPが出来ると域内の国から買うことになっていたのかもしれませんね。
そして、中国にとっても凄くいいニュースだと言ってましたよ。
TPPは中国を仮想敵国として、同じような経済規模を作って対抗しようとしていたわけですから、
中国にとってもおいしい話なんですね。
トランプさんは台湾問題なんかをちらつかせて、中国に敵対しようとしてるようには一見見えるけど、
中国を利するようなことも裏ではちゃんとやってるとも言えるんですね。
硬軟織り交ぜたまさに「取引外交」なのかなあ。と。
なんかね、、
坂本龍馬の薩長同盟を思い出すんですよ。仲の悪かった薩摩と長州をひっつけちゃったわけです。
坂本龍馬も元々商人の家系で、日本で最初の会社であって、三菱のルーツでもあるあの「亀山社中」を造ったことで有名ですよね。
なんか、ああ見えても、世界は丸く収まっていくような気がしたひとときでした。
画像:GOSPEL PRIME
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