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「アマゾンは我々のものだ。しかし統治権は好きなことをやってもいいということと同義ではない。」





ブラジル・ボルソナロ大統領は、4万4000人に及ぶ軍を投入し、アマゾン大火災収束へ動き出しました。

自らの懐疑的な環境問題への世界的な取り組みへの懐疑的な見方を修正せざる終えない状況になっています。



G7ではフランス・マクロン大統領によってアマゾン問題、特に現在進行中であるアマゾンでの大火災がサミットの主要議題に掲げられ、「ボルソナロ大統領の姿勢は大統領として相応しくない」とまで揶揄されながら、G7各国で大火災収束のため、総額21億円の資金を投入することが決まりました。

世界の富裕層の消費行動にも多くの変化が現れています。肉の消費量はここ数年で30%減少し、地産地消や農薬など生産管理の行き届かない農産物を回避する意識が強くなっています。


圧力は決してブラジル国外からだけではありません。


ブラジルの主要産業である農業分野関係者からも、森林破壊の中止を求める声が高まっています。



同じく懐疑論者であるアメリカのトランプ大統領でさえ、環境問題に対応せざる終えない状況になっている今、ボルソナロ大統領も自身のポリシーを妥協せざる終えなくなっているようです。