33AFDCDC-0469-412D-B909-D22AA98DC525


ブラジルの外交政策は、大統領の主義や信念が色濃く反映されます。
先週も、ワシントンで伯米(ブラジル・アメリカ)外相会談が行われ
アラウージョ外相は、信教の自由国際同盟の締結をアメリカ側に提案しました。


現在、ブラジル最大の貿易相手国は中国です。それを踏まえる時、
今回の提案はかなり思い切ったものであったと言えます。


中国は米中貿易戦争のあおりを受け、アメリカからの農産物の輸入が
難しい状況にあり、代わりにブラジルを含む他国から輸入を始めており、
ブラジル側としては、大した影響はないとの判断もあるかもしれません。


しかし、中国としては面白くない話であることは間違いありません。
このような中国への包囲網が狭ばまる背景によって、
日本、ロシアなどへ接近しているのかもしれません。


中国が最も恐れているのは、中国国民です。
国内を治めるために、最も重視しているのが経済です。


今後、信教の自由国際同盟なるものが本当に実現し、広まるのかは
まだわかりません。この提案が認められれば大したものです。
ブラジルの国際的影響力は高まるでしょう。


そして、中国はどうなるのでしょうか?


この同盟国がなんらかの経済制裁を課したとしたら、
中国は大打撃を受けるでしょう。しかし、それで信教の自由を
認めれば、体制崩壊につながる可能性も出てきます。
いづれにせよ、中国、中国共産党には死活問題となるのです。
完全に袋小路に入ってしまいます。


中国共産党には確固たる信念はもはやありません。
目先の利益を追う長続きしない会社と同じです。
ただ、会社と違うのは軍隊を持っているところです。

会社であれば倒産して終わりですが、国家の場合は
ことはそう簡単ではないでしょう。戦争の可能性も
ありえます。

1989年のルーマニアの独裁者チャウシェスク大統領の失脚では、
国防大臣ワシーリ・ミリャは国民の側につきました。結局
彼は処刑されましたが、これがきっかけで暴動が起き、
失脚へとつながりました。

こうなれば鍵を握るのは中国軍ですね。。

参照:NEXO  https://www.nexojornal.com.br/expresso/2019/03/19/Qual-o-histórico-da-relação-comercial-entre-Brasil-e-EUA