メルコスールは1995年に域内関税撤廃などを目的として設立されました。域内関税は原則ゼロで全品目85%においてメルコスール域外との取引の場合には、20%以下の共通関税率で取引されています。 因みに、域内関税はゼロで同じように域外共通関税率を適応しているEUに比べ、メルコスールの完成度は劣っていると言われています。民主主義条項があり、加盟国内で民主主義の秩序がそこなわれた場合、権利や義務が中断される可能性も明記されている点は、民主主義が地域に根付いている証拠で、経済にとって重要な自由と透明性が担保されています。自身の給与を90%を寄付していたウルグアイ前大統領ホセ・ムヒカ氏の存在は象徴的です。しかしまだまだ域内政府の汚職が蔓延しています。 市場規模的にブラジルが突出している現状は、TPPでアメリカと日本が突出している現状と似ているものの宗教的事情や地域性は共通性が多く価値観が共有出来るというところが、TPPやASEAN、OPECなどと違っており、比較すると面白いかなと思います。