OPECは、1959年にメジャーズやセブンシスターズと言われる欧米系石油会社(国際石油資本)の一方的な価格改定に対抗するために翌年1960年に結成されました。本部はオーストリア・ウイーンにあり、対立関係にあるイスラム教シーア派の大国イランとスンニ派の大国サウジアラビア、そしてクリスチャンの多いベネズエラやナイジェリアなど中東以外の国々もメンバーとなっているところが面白いところです。イスラム教徒も様々な経済的政治的状況によって臨機応変に自分の価値観や宗教的ポリシーに固執するだけではなく、現実的に対応することがわかります。決して理解できない人たちではないということです。しかし、1968年にはOAPEC(アラブ石油輸出国機構)というアラブ地域産油国の別組織をつくりました。ここにはイランは加盟していません。1973年のオイルショックはOAPECが価格を4倍に上げたことが発端です。現在OAPECの協定には、OPEC決議に従うことが明記されていますが、OPECとOAPECの関係は面白そうですね。。

 面白い宗教的トピックとしては、UAEには以外にイスラム教徒が少なく、仏教徒が人口の3%ほど居ます。アルジェリアでは、福音派、リベラル派クリスチャンそれぞれ年間成長率は8%近くになります。中東諸国はイスラム教徒一色なのかなと言う感じですが、以外とクリスチャンもいたりします。。ナイジェリアもたびたびボコハラムによるテロが報道されますが、イスラム教徒とキリスト教徒がほぼそれぞれ50%でまさにガチンコなんですね。
参照:石油を武器にするアラブ石油輸出国機構(OAPEC)
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