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 クリスチャンと言っても、ほんとにいろんな人がいます。優しい人もいれば、怖い人も、お金持ちもいれば、貧しい人も、自民党支持もいれば、共産党支持も、安保法案賛成の人もいれば、反対の人も。。んでもって、まず、クリスチャンと言うと、

 ミサ行ってるの?
 って聞かれます。

あっ、礼拝ね。プロテスタントだからミサって言わないんだよね。。
  それで、
キリスト教って、カトリックとプロテスタント、聖公会、ギリシャ正教に分かれるんだよね。
 みたいな話になっていくのがもう、定番中の定番。。でも、この分け方って、400~500年前には意味があったと思うけど、って感じなんです。。

 キリスト教ってなんなんだ?と言う事を改めて確認したいんだけど、約2000年前にイエス・キリストから始まりました。常識ですよね。そのキリストがおっしゃったことやキリストについて書かれている本が 「聖書」な訳です。。だから、、

聖書についてどう考えるか?? 
 という視点でクリスチャンを分類することが大事になります。。確かに、聖書についての考え方の違いで「カトリック」「プロテスタント」「聖公会」「ギリシャ正教」に分かれたのも事実です。ただ人間が絡んでるんで政治的な問題なんかで分かれているような側面もあります。。

 それで、今日はここからが本題です。だいたい17世紀ぐらい1600年ぐらいから科学が発達し始めたことによって、、

 人間が科学的に理解出来ることが真理である。
 という考えが世間の常識になってきました。多くの現代日本人の皆さんにとっても常識なのではないでしょうか?この考えがキリスト教にも大きく影響しました。そして、この常識に沿って聖書を理解していこうとする考えを自由主義神学と言って、この人たちのことを「リベラル派」とか「主流派」と言います、そして、いやいやたとえ科学で証明されていなくても、聖書は全て信じるに値する。という考えを福音主義神学といって、この人たちを「福音派」とか「ファンダメンタリスト(原理主義者)」と言います。この分裂はカトリック内部にも、そしてプロテスタントや聖公会内部にもあります。。(ギリシャ正教会にはこのような分裂はないと言われています。ギリシャ正教についてはまたゆっくり調べてみたいと思います。)
 
 科学と宗教の大きな乖離がクローズアップされる近現代の中で、キリスト教の内部でもこの問題で大きな乖離が続いています。ですから、「リベラル派」なのか「福音派」かで分けるほうが現実的です。この2つの立場はキリスト教内部だけではなく、世間一般にもそれぞれ大きな影響を及ぼしてきました。。なぜなら、世界に占めるクリスチャンの割合は他の宗教と比べても高かったことが要因としてあります。現在でもおよそ世界人口の25%はクリスチャンです。どのような影響を及ぼしてきたのかを調べるのも面白そうですね。。また調べてみます。

 翻って、、日本のキリスト教会ではどうなんでしょうか?もう少し書きたいけど、、簡潔がモットーですから今日はこの辺で。。

チャオ!!!