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 エジプトの法務大臣が、「犯罪を犯すことはムハンマドを投獄することである」と発言したことによって罷免されました。法相の発言は、イスラム教やムハンマドに対する否定的な意見は全て冒涜罪とされるエジプトの状況を反映しているもので、シシ大統領の宗教的寛容政策に矛盾する結果となっています。

 そして法相罷免の翌日の14日、ヒューマンライツウォッチは、ISを嘲笑する内容のビデオを作成したことが、イスラム教の冒涜にあたるとして逮捕された4人のコプト教青年の釈放を求めました。このビデオではコーランを朗読しながらひざまずいている生徒の後ろで笑っていながら斬首を真似するような内容になっています。このビデオはクリスチャンの教師によってスマートフォンで撮影され、この教師も禁固3年の有罪判決を受けています。

 コプト教とは、紀元1世紀ごろから独自の発展を遂げたキリスト教東方教会系の一派です。

 翻訳:ICC
http://www.persecution.org/2016/03/15/human-rights-watch-to-egypt-reverse-blasphemy-conviction-of-children/