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 世界最大のカトリック信者数を誇るブラジル。しかしここ数十年に於けるブラジルでのプロテスタント信者の増加で重要な役割を果たしていると言われているペンテコステ派は、ブラジルのみならず、アフリカや中国内陸部、インドネシアなどのクリスチャンが増加している地域でも広く受け入れられ、経済にも影響を及ぼしていると言われています。ペンテコステ派 については今後注目すべきだと思っています。

 ブラジル社会での興味深い現象について、Center for Religion and civic cultureに記事が掲載されていました。
ブラジルは依然多くの貧困層を抱え、主要都市周辺には「Favera(ファベーラ)」と呼ばれる貧民街があります。ファベーラはギャングなどによる犯罪の温床にもなっていますが、ブラジル警察は暴動鎮圧のために容赦ない態度で臨み死傷者も多数出ています。一方、刑務所の中では、ペンテコステ派の宣教師たちが収容者達の信頼できる良き相談相手となっています。この働きは刑務所内の雰囲気を和ませる効果的な働きとして連邦政府にも認められています。彼らは収容者達と礼拝を持つために楽器や洋服も準備し収容者達と礼拝を守り、次第に収容者達同士がキリストのことを分かち合い始めるのだそうです。

引用:Center for religion and civic culture 
http://crcc.usc.edu/research-on-religion-podcast-pentecostal-faith-in-brazilian-prisons/