Rainha-Elizabeth-II

 90歳の誕生日を前に、「The servent Queen and The King she serves」(しもべとしての女王、そして彼女が使えた王)と題した女王エリザベス2世の自叙伝がイギリスで出版されます。この自叙伝では、女王のクリスチャンとしての信仰生活、また人生の中心として全てを献げたキリストが詳しく書かれています。

皆さんの祈りと神様の優しさに感謝し、これからも感謝し続けます。そして神様の誠実さを味わっています。

と、女王は本の序文で述べています。共著者であるロンドン現代キリスト教協会ディレクターのマーク・グリーンさんは、

女王は成人以降、確固たる品格、他の人への配慮や心配、そして明確なキリストへの従属を通して我々イギリス人に使えてこられました。この本を読めば読むほど、そのことがよりはっきりわかります。

と話しています。

 ここ数年、イギリスではキャメロン首相が自身の信仰を告白し、またドイツ・メルケル首相も公の場でキリストへの回帰を声高に主張していますが、ヨーロッパではキリスト教が見直され始めています。「見直されている」ということに驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、ヨーロッパでは、クリスチャンとしての自覚を持ってはいるものの教会へ通う人はごく少ない状況になっています。

 イギリス王室もかつて大英帝国を統治してきた歴史を持ち、今でも政治的要素も保っています。過去ウォールストリートジャーナルも王室について、「85歳の女性CEOが経営している非上場の会社」であると評したことがあります。中東でのクリスチャンの迫害に対して、ローマ・カトリックとロシア正教が共同歩調を取り始めていますが女王も中東でのクリスチャンの迫害について気にしているとも伝えられています。

引用:Gnotícias ブラジル
 http://noticias.gospelmais.com.br/rainha-elizabeth-ii-testemunha-fe-jesus-cristo-livro-81598.html