religiao

 最近多くなっている宗教をより知りたいという要望や、宗教間の争いを減らすためのアプローチとして、ハーバード大でインターネットを利用した無料の宗教講座が開講します。「宗教的リテラシー、伝統と教典」「キリスト教」「仏教」「イスラム教」「ヒンズー教」「ユダヤ教」の6つのコースが用意され、期間はそれぞれ4週間になります。講師はハーバード神学校の宗教リテラシープロジェクトのディレクター、ディアニ・ムーア氏他5人の講師が担当します。

 ディアニ・ムーア氏は、多様性に満ちた各宗教の伝統、たゆまぬ進化、そして宗教が人々の生活に与える多くの役割の理解に繋がればと述べています。

詳細はこちら
https://www.edx.org/xseries/world-religions-through-scriptures#courses

 ここで、「ハーバード神学校」となっているところに違和感を感じておられる方もいるかもしれません。ハーバード大学は元々キリスト教の教職者を養成する神学校でした。アメリカのアイビーリーグと呼ばれる各大学の殆どはハーバードと同じく神学校としてスタートしました。その辺のことは森本あんり教授の反知性主義:アメリカが生んだ「熱病」の正体に詳しく出ています。

 この本のタイトルを見るとアメリカの反知性的な部分を非難するための本かとも思いますが、評価しているようにも読めるし、ちょっとわかんない本ですが。反知性主義とは、キリスト教福音派のことを指しています。反知性的なんですが、これがアメリカの良くも悪くも特徴で、アメリカらしさの根源みたいなものです。良い面も確かにあるんですね。教授も何が何だか分からなくなったのかなあと感じられる部分もあって面白かったです。今、トランプ候補が注目されていますが、いやいやアメリカの歴代大統領はもうハチャメチャな人が結構いたこともよくわかりました。

引用:GOSPEL PRIME
https://noticias.gospelprime.com.br/harvard-curso-on-line-gratuito-religiao/