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 キューバの首都ハバナで現地時間2月13日、Kurt Kochローマ・カトリック枢機卿は、キューバのエバンジェリカル派指導者のキューバ教会評議会代表・ジョエル・オルテガ氏、そしてハバナ・ユダヤ人コミュニティーの副代表と会談しました。

 地元メディアによると、心のこもった対話の時だったと言います。 Kurt Koch枢機卿はクリスチャンの統合一致を推奨するための高位聖職者会議の代表を務めるスイス人で前回フランシスコ教皇が選出されたコンクラーヴェにも参加しています。

 ここで気になったのは、フランシスコ教皇が直接会っていないという点です。私の推測の域を出ないのですが、キューバ政府への遠慮だと思います。宗教に否定的な共産政権であるキューバ・カストロ政権のおひざ元であからさまに地元宗教関係者には会えないでしょう。

 プロテスタント勢力はカトリックにとっては長年の悩みの種です。実はIS以上の本当の敵であると見做しています。ですから30年戦争までしてなんとかプロテスタントを排斥しようとしたけれでも出来なかった。もはやプロテスタントとあからさまに戦っても無意味であることを学んでいます。だから発想を変えてクリスチャンの統合一致という懐柔政策に方向転換したと考えています。

 なぜプロテスタントと上手くいかないか、それはローマ・カトリックは国家性が強いですが、プロテスタントは宗教性が強いからでしょう。勝ち負けというよりは話がかみ合わないんです。例えば、車の免許を持っていない人に自動車保険の話しをしても意味がありませんが、これと同じような感じです。住んでいる世界が違う訳です。

 しかし、他の中南米諸国と同じようにキューバでもプロテスタント福音派は急成長してカトリック信者が喰われていますから気がきでしょうがないのも事実です。争いよりも融和、そして世界平和のためにともに協力していこうと言う「正論」をメディアを通して世論にアピールしながらプロテスタント側にプレッシャーをかける意図を感じています。

引用:GOSPEL PRIME
 https://noticias.gospelprime.com.br/lider-catolico-reune-evangelicos-cuba/