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 イエスキリストの使徒の1人にパウロと言う人がいます。新約聖書が執筆された時代のユダヤ人の中でも稀代のエリートであったことが知られています。パリサイ派(ファリサイ派)というエリートグループに属し、当時最高のラビ(教師)であったガマリエルに学んだ人の中でも最も優秀だったと言われています。

 そして、新約聖書の一部はこのパウロを通して執筆されました。パウロが執筆したコリント人への手紙第1 2章4節にこんなことが書かれています。

そして、わたしの言葉もわたしの宣教も、巧みな知恵の言葉によらないで、霊と力にとの証明によったのである。


人一倍優秀なパウロですからその博学な知識を活用して書いているのかと思いきや、こんなことを書いているのです。これはかなり不思議です。だって書かなければ、パウロが書いた傑作になったハズです。。でも敢えてこんなこと言っている。大体欲深い人間の本性からは出てこない発言だと思いませんか?だからパウロのこの発言は信じるに値するものであると私は思います。

だから、聖書は聖霊が人を通して書かれた書物

ということになります。そしてパウロは聖霊について次のように書いています。

生まれながらの人は、神の御霊の賜物(聖書)を受け入れない。それは彼には愚かなものだからです。(コリント人への手紙第1 2章14節前半)

如何でしょうか?聖書を信じない方にとっては、聖書は迷信だと思います。パウロはこのことを言っています。パウロが生きていた時代は約2000年前です。まだ科学も発達していない時代だから信じることができたんじゃないかと考える方もいるでしょう。でも当時でも聖書を信じなかった人がいたのです。こんなことも書かれています。

この世の支配者たちのうちで、この知恵を知っていた者はひとりもいなかった。(コリント人への手紙第1 2章8節)

当時のVIPとも言うべき権力者や重要人物に限って信じていなかったというのです。これも現代と同じ気がします。わざわざ神様に頼らなくても自分でやっていけると考える成功者は多いと思います。そして、

霊によって霊のこと(聖書)を解釈するのである。(コリント人への手紙第1 2章14節後半)

私達は人間によって書かれた書物を理解することが出来ます。。なぜなら人間だから。犬に書物を読めと言っても無理ですよね。聖書は聖霊によって書かれたのですから、聖霊によってしか理解出来ないことになります。現代でも多くの方が聖書は何を言っているのかわからないと考えていますが、人間だからわからないんです。わからなくて当たり前なんです。逆説的ですが、だから聖書は人間が書いたものではないのだなあと思うんです。

それでは、どうすれば霊によって読むことが出来るのでしょうか?先程も出て来ましたコリント人への手紙第一2章14節前半です、今度はわかりやすいようにリビングバイブル(現代語訳)で書きます。

クリスチャンでない人は聖霊様が教えて下さる神さまの思いを理解する事も、受け入れることも出来ません。。(リビングバイブル)

クリスチャンになればいいんです。。イエスキリストを信じればいいんです。信じれば聖霊が与えられます。じゃあどうすれば信じられるのでしょうか?これにはハッキリ言ってノウハウはありません。人それぞれです。パウロは元々ユダヤ教徒でした。ユダヤ教徒はイエスキリストを認めません。エリートユダヤ教徒だったパウロは実はキリスト教徒を迫害していました。ですが、ある日突然、「なぜ私を迫害するのですか」というキリストの声を聞いて、いきなり目が三日間見えなくなったことがきっかけでキリストを信じるようになりました。

現代でも人によって様々です。わたしみたいに苦しい目にあってキリストを信じるようになった人もいます。でも中には小学生の時に信じる人もいます。わからないながらに聖書を読んでいたら信じるようになった人もいます。でも聖書を読んでも信じない人もいます。ただひとつ間違いないことがあります。信じたいと思ったら信じられます。

今までは、あなたがたはわたしの名によって求めたことはなかった。求めなさい、そうすれば、与えられるであろう。(ヨハネによる福音書16章24節)

イエスキリストに求めてみれば、祈ったら信じられます。。

さて、話は聖霊に戻ります。コリント人への手紙第1 2章15節には、

霊の人は、すべてのものを判断する。(リビングバイブル)新改訳では、判断するがわきまえるとなっています。

これはすばらしいです。世の中わからないことだらけですが、わかるようになる。と言うんです。自分がこれから何をすればいいのか。この時代はどういう時代か、あの人の意図は何か。何が本当はしたいのかなどなど・・。

クリスチャンでも信じる度合いが違います。だから聖霊による理解度も個人差がありますが、でも更にすごい特典があります。

むしろ、すること考えることすべての面を主なる神様に変えてもらいなさい。ローマ人への手紙12章2節(リビングバイブルポルトガル語版)


信じる人には、人それぞれに相応しい形で、相応しいスピードで成長させて下さると約束して下さっています。


恩師の著書です。