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【写真は、中国の新シルクロード構想地図】

  中国の習近平国家主席が今月21日にアラブ連盟本部で演説したことは、日本でも既に報道されている。ロシア系ニュースサイトRT QUESTION MOREによると、ここで習氏はアラブ諸国への経済的援助の他に、

1967年の6日戦争によってイスラエルに占領された地域を完全に統治すべきだ。
 
というイスラエルを大いに刺激する発言をした。6日戦争によってイスラエルはエジプト軍を攻撃しわずか3時間で空軍基地を破壊するなどして、ヨルダン川西岸地域、東エルサレムを占領し、これによってエルサレム全域を支配下に置いたが、国際社会はこれを認めていない。 
 中東地域のアメリカによるイランへの制裁解除やサウジラビアとイランの関係悪化などパワーバランスが大きく変化している中、 
習氏はサウジアラビア、イラン、エジプトを訪問している。 
  
習氏はイスラエルとパレスチナ間の関係改善こそ中東の安定の礎となると演説し、そして今相対しているサウジとイラン双方にリップサービスをし、バランスをとっているかのように見受けられるものの、相対的にイスラエルの存在感が低下している感は否めない。

 BEIJING REVIEW(北京週報)によると、
地政学的・経済的な敏感性や総合国力など多くの角度から見て、上記3カ国は中東地域で最も重要な国である。
 今回の習主席中東訪問の重要な意義は、次の3つの「最初の」という言葉で説明することができる。新年最初の訪問、習主席の就任以来最初のアラブ国家訪問、西アジア・北アフリカ情勢が不穏になってから5年来で最初の中国最高指導者の同地域訪問である。2016年は中国の第13次五カ年計画スタートの年である。習主席が新年初の訪問先に中東3カ国を選んだことは、中国の中東地域に対する重視と尊重を証明するに十分だ。
 中国側のこの発言から、イスラエルやその背後で絶大な力を誇ったユダヤ人ロビイストの権勢の衰えを感じる。イスラエルは猜疑心の高い国家である。歴史的な彼らユダヤ人の歩みが彼らをそうさせてきた。卓越した危機管理能力を今後どう生かしいくのか。そして中国の壮大な新シルクロード構想はどうなるのか目が離せない。

引用&画像:ゴスペルプライム ブラジル
https://noticias.gospelprime.com.br/israel-pode-ganhar-novo-inimigo-china/

引用:BEIJING REVIEW
http://www.pekinshuho.com/politics/201601/t20160121_800047326.html
         RT QUESTION MORE 
https://www.rt.com/news/329765-sovereign-palestine-jerusalem-china/