生活に神を

世界は辺境から変わる!

日本の片隅に生きる名もなきクリスチャンの徒然

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2019年09月

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日本ラグビー奇跡の勝利おめでとうございます!


今日は通訳ガイドとして、ブラジル人のお客様を
ガイドしてましたが、ブラジル人には珍しくラグビー
好きで、「日本は前回大会で南アフリカに勝った
から、アイルランドにも勝てると思ってるよ」と
言ったら、お客様は「 まっ、見てみよう!どうなるかな」
と完全に半信半疑でした。。


勝ちましたね!!


ところで、ブラジルの森林火災は日本でもニュースに
なってました。。それでブラジル政府も軍を動員している映像
が流れていましたね。 


森林火災は、実は毎年のように起こっていることで、
とりわけ騒ぎ立てることではないし、環境破壊にとっても
別に深刻なことではないそうなんです。


今なぜ、世界的なニュースになっているのかといえば、
その理由はボルソナロ大統領なんだそうです。
彼はブラジルのトランプと言われていることからも
わかりますが、やはり敵を作りやすく、大統領の政敵
が、今回攻撃のネタとして使って騒いでいるだけ
のことだとのことなんです。大統領はやはりトランプ
さんと同じで環境問題には懐疑的なことが物議を
醸し出していて、攻撃材料としては格好のネタなんだ
そうです。

ちなみにブラジルからの観光客、しかも個人旅行で
ガイドを雇う方は、やはり富裕層です。富裕層は総じて
ボルソナロ大統領支持派です。


ほんとのところはどうなんでしょうか?

でも、ブラジル人の生の声は、説得力を感じます。

 
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人は美によって動く・・・社会も美によって動く。


ブラジルの芸術そして文化は、西ヨーロッパの影響を受けてきた。そして現在はアメリカの影響下にある。経済的プレゼンスに呼応しているかのように。


ブラジル人の美意識をくすぐるのはアメリカなのだと言う。

アメリカには何か美しさを感じさせるものがあるのだ。そして人が美によって動くのであれば、お金も美によって動く。美の周辺には自然とお金が集まってくる。お金の集まるところに権力が生まれる。。。



政治家、権力者たちはそのことをよくわかっている。
だから時代時代の第一級の

アーティストに作品を作らせ、
自身の権威を高めた。
 


この日本でも12世紀、平安時代末期、後白河上皇の前に、
武力で圧倒する平清盛が台頭した。
上皇はその清盛に壮麗な三十三間堂の創建を命じた。
力で君臨しようとする清盛に対する
強烈な美による牽制だったのではないか。


上皇は創建後、一人壮麗な本堂で民のために祈っていたと言う。
それが人々の心を捉え、天皇と民の絆を生んだ。


後白河上皇のこの華麗なる抵抗は、
後々の日本にも影響を及ぼし現在に繋がっている。
江戸幕府は、皇室の扱いに大変苦慮した。


後白河上皇に目を付けられた平清盛、
そして平家は滅亡の運命をたどることになる。
このことが日本に天皇制へのプレステージ、権威を与える
こととなり現在に至っている。


そして、天皇制があったればこそ、第二次大戦を終結
させたのは当時の天皇陛下であり、今日の繁栄へと
繋がっている。 

 

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アメリカは日本と日米安全保障条約を結んでいます。
そして、中南米諸国とは米州機構という同盟を結んでいます。

この二つはどちらもアメリカ主導でそして軍事同盟的な
色合いが強いと言われています。

よく、日本はアメリカの属国、そして中南米はアメリカの裏庭
と揶揄されてきました。

なので、この二つの地域に対するアメリカの関わり方を比較することは、
日本にとっては、アメリカの出方、戦略の理解の深化につながるのはないか?
中南米へのアメリカの戦略から、日本への対応も推測できるのではないか?


ということで、
日米安全保障条約と米州機構をまずしっかり検証しようではないか
と思います。



まず、いきなりですが、明確な違いがあるこがわかりました。
米州機構憲章(プロトコル)には、互いの内政不干渉、それぞれの
主権、独立をしっかり明文化しています。


が、対する日米安全保障条約全文には、独立や主権の文字は一切出てきません。


そして、結構個人的には驚いたことがあります。

安保条約全文には、
「国際連合憲章に定める個別的又は集団的自衛権の固有の権利を有している・・」
ということがきっちり謳われています。


なんだ、集団的自衛権はもうすでに認められてるやん。
国会であれだけ騒いだのは一体なんだったのだろう!?


あれは単なるパフォーマンスで、出来レースに過ぎなかったのではないか?

そして、日本に本当の民主主義はあるのだろうか?
と考えざるを得ませんでした。



初っ端からカウンターパンチを喰らった気になってますが、
米州機構と安保は違いましたね。。

もちろん米州機構は多国間協定、安保は二国間条約ですから
条件が違います。


でも、アメリカのそれぞれの地域に対する方針は違うのでしょうか?

ある知り合いのブラジル人は、
「ブラジル政府は口だけはアメリカに批判的な
ことを言えるが、行動が伴わない。」

と言ってました。。なんかちょっと日本と似てるなとも思ったんですが、

でも、日本政府は批判すらしないですよね。



なんか、初回からこの取り組みは挫折のような気もしますが、
でも新たな発見もありましたし、、やっぱりアメリカをより理解
できるような気がするので、続けたいと思います。


参照:

外務省ホームページ

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/jyoyaku.html

米州機構ホームページ


http://www.oas.org/dil/port/tratados_A-41_Carta_da_Organização_dos_Estados_Americanos.htm




 
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ソフトバンクが中南米でも投資を加速しています。
3月に50億ドル規模の投資を発表していますが、
さらに3億ドルの追加投資を現地ベンチャーキャピタル
に投資したことを明かしました。


ソフトバンク・ブラジルのアンドレ・マシエル最高経営責任者
によると、「我々は小規模な会社へ投資する毛細血管を
持っていないので、地域の主要なファンドに投資する」と話し、
まだスタートまもない規模の小さな事業体へも間接的に
関与していく方針を明らかにしました。


これは従来ソフトバンクの投資対象先とはみなされないレベルであり、
地域の特性に合わせて柔軟に対応する姿勢でもあり、まだ不安定要因の
強い中南米地域では間接的な投資にとどめ、状況を見守る狙いもある
と見られます。

参照:NEOFEED  https://neofeed.com.br/blog/home/softbank-da-dinheiro-para-fundos-de-venture-capital-da-america-latina/




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米州機構は、世界初の地域同盟として、1948年に発足しました。
事実上、対共産主義としての位置付けで、
アメリカ主導の地域軍事同盟としてスタートしました。
実は日本もパーマネントオブザーバーとして関わっています。


19世紀〜20世紀は、対外的不干渉主義、
いわゆる「モンロー主義」がアメリカ外交の根幹でしたが、
19世紀後半、フランスがメキシコへ介入したことをきっかに、
例外的に中南米諸国へは関与し始めました。


アメリカの喉元である中南米諸国だけは、
アメリカの権益を確保しておきたかったというところでしょうか。


概要は外務省ホームページをご覧ください。


さて、当ブログでは、実際のところ米州機構はどのように機能したのか
を掘り下げていきたいと思います。


ここ20年は、中南米諸国のアメリカ離れの傾向が強まっていましたが、
2016年にアメリカがキューバと国交回復や、当地域の中国の影響力拡大
など再び変化の兆しを見せています。


ブラジル人のとある知り合いが、
「結局、ブラジルはアメリカの嫌がることはしない」
と呟いていたのがとても印象に残っています。


これ、どこかの国と同じのような気がします。
アメリカから見て、どこかの国と中南米諸国は
同じような位置付けなのでしょうか?


そのあたりのところを調べたいと思います。
きっとアメリカと中南米諸国間の関係、アメリカへの当該諸国の対応は、
日本にも参考になるのではないかと思います。
それでは次回お楽しみに。。


参照:
米州機構ホームページ
http://www.oas.org/pt/sobre/quem_somos.asp

世界史の窓
 https://www.y-history.net/appendix/wh1603-033.html
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