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日本の片隅に生きる名もなきクリスチャンの徒然

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2019年06月




「ブラジルは世俗的だけれでも、クリスチャンだ。 」



ブラジルのボルソナロ大統領は、「ブラジルのトランプ」と言われ、日本ではあまりいいイメージがないかもしれませんね。




私は、通訳ガイドとしてブラジルの方をアテンドすることがありますが、あるお客様が、


「ブラジルは、もう見事なまでに不正、腐敗が出来てしまうシステムが出来上がってしまっている。


だから、ボルソナロが大統領にならなければ、別の国に移住するつもりだった。」


とおっしゃっていました。。


ボルソナロ大統領は、政界ではアウトローでした。。日本でいえば、山本太郎のような存在です。。


だから、政治的経験が乏しいことがかえって支持を集めることにつながったようなんですね。


彼は、クリスチャンであることを前面に押し出しています。彼のツイッターのトップには、

「何よりもブラジル、そして何よりも神様」

とはっきりと書かれています。


そして、クリスチャンの集会に参加し、イエス・キリストとプリントされたTシャツを身に着け演説する。


アメリカのトランプ大統領も、クリスチャン特に福音派を意識していると言われていますが、トランプ大統領よりもそういう意味でははるか上を言っています。


ブラジルは、福音派が急激に増えています。ボルソナロはクリスチャンではないけれども、これを意識しているだけなのでしょうか?


それとも、彼は本当にクリスチャンなのでしょうか?



クリスチャンとして注目していきたいと思います。
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2011年にカダフィ大佐が失脚し体制が崩壊したあと、混沌とした情勢が続き、首都トリポリの国家統合政府(西側勢力)と、トブルクに拠点を置く代表議会(東側勢力)との間で激しい権力闘争が繰り広げられています。


AFPによると、この度、国内闘争の平和的な解決に向けてリビアフォーラムを創設することが明らかになりました。



年内中に大統領選挙を実施し、立法府を設置することを目指すということです。


この融和の動きの背後にいるのは、フランスです。


なんか、アフリカと言えば中国が影響力を強めている印象が強いですが、、


やっぱりフランスもしたたかですね。。


フランスは元々、北アフリカ諸国(マグレブ諸国とも言います)に強い影響力を及ぼしていました。


リビアとフランスの歴史的関係については、こちらのブログに詳しく掲載されております。

フランスの北アフリカ植民地支配と経済依存構造の成立について



最近、安倍総理はアメリカとイランの仲介が目的でイランを訪問しました。

仲介とは一体なんなのでしょうか。


フランスはリビア国内の互いに闘争している2つの勢力の仲介を行っています。

当事者はフランス、そしてリビアの国家統合政府、代表議会の3者です。


この中でもちろんフランスが圧倒的に格が上です。列記とした国家であり、経済力も、他2者を圧倒しています。


このフランスのポジショニングがあってこそ、今リビアフォーラムが創設出来、互いに歩み寄りを始めようというところに漕ぎつけたのだと思います。


1978年のイスラエルとエジプトのキャンプデービッド合意も超大国アメリカが主導しました。



しかし、日米安保条約によって軍事的にも政治的にも大きくアメリカに依存する日本が、アメリカとイランの仲介は難しいと感じざるを得ないですね。


安倍総理の仲介外交は今のところ殆ど空振りに終わった感が強い。


もちろん、安倍総理は2国間仲介を行っており、フランスは1つの国の中の異なる勢力の仲介なので、単純に比較は出来ません。



そしてまあ、まだまだリビアでもどう転ぶかわかりませんが。


参照:Jornal de Angola

http://jornaldeangola.sapo.ao/mundo/governo-libio-quer-eleicoes-ate-ao-fim-deste-ano

  :外務省基礎データ
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/libya/data.html#01

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昨日に引き続き、マカオについての記事です。



行政長官選挙が8月25日に行われることが発表されました。。


この行政長官選挙は、選挙委員会委員400名が選挙権を持つようです。


そして、この400名は5001人のある選ばれた人たちの選挙によって選ばれるらしいんです。。


う~ん。マカオの人口は、、約68万人。。でこの5001人ってどういう人たちなんだろう。。


ははあ~。。。これはどうもマカオにある会社や公益団体などの法人の代表者5001人らしいんです。。


そっか、日本の選挙権とは大きく違ってます。。選挙権は
ものすごく制限されてるというか制約されてますね。。


昨日も書きましたけど、マカオでは反体制的な人は職に就けないらしいので、、事実上、この選挙は出来レースですね。。形だけですね。

参照:hojemacau     
https://hojemacau.com.mo/2019/06/17/eleicao-do-chefe-do-executivo-de-macau-acontece-a-25-de-agosto/
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ansiedade



香港での大規模デモは連日日本でも報道されています。。



そういえば、マカオはどうなっているんだろう?とふと思い、

マカオのポルトガル語ニュースサイト「hojemacau」を覗いてみました。。


因みにhojemacauとは、二つの単語からなる合成語。hoje(オージと読みます。意味は今日)とmacau(マカオ)です。。


マカオは香港の目と鼻の先にあり、香港とは同じような立場にある地域。


日本では「カジノ」でよく知られています。


マカオもポルトガルから、香港が中国から返還された1997年の2年後の1999年に中国に返還されました。人口はわずか64万人あまりで面積は与那国島よりやや小さいくらいの地域です。


hojemacauによると、マカオは既に中国政府にかなりコントロールされてるらしいんです。


マカオは公用語が中国語とポルトガル語ですが、中国語のメディアは既に中央政府の管理下にあって、(ポルトガル語と英語のメディアはまだ管理されていないとのことです)

そして経済界と政界はもう一蓮托生状態だそうで、政府に逆らうと就職は出来ないらしい。


まだ香港のような条例案は議会に提出もされていないとのことですが、


仮に香港で撤回されても、マカオでは特にデモも行われずに可決されるだろうということです。。


返還も香港よりも遅れること2年でしたし、同じような条例案がマカオで採択されるのはもはや時間の問題のようですね。。


参考:hojemacau

https://hojemacau.com.mo/2019/06/16/protestos-em-hong-kong-analista-politico-nuno-rogeiro-fala-de-impacto-em-macau/
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