世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長、ブルース・エイルワード氏、ブラジルのカストロ保健大臣、そしてエティンネ米州保健機関事務総長が現地時間25日、ブラジルの感染症対策の中心的機関でオスワルド・クルス財団を訪れた。
チャン事務局長は、政府、州並びに市町村の連携がスムーズでルセフ大統領の指揮の下、社会全体で蚊の駆除やジカウイルス対策が機能的に進んでいることを高く評価すると、共同記者会見でコメントした。合わせて、世界保健機関はリオデジャネイロ・オリンピックでの選手、観客、またブラジル国民の健康対策に万全を尽くすため国際オリンピック委員会(IOC)とも常に連携を保っていることを公表した。
そして、WHO緊急感染病対策部門のブルース・エイルワード氏は、
ブラジルの積極的で機能的な伝染病対策の取組はここ30年の中でも他に例を見ることのできないほど素晴らしい。
と評価し、世界中の優秀な科学者がブラジルで得られた知見を利用していることを付け加えた。
引用:Agência Fiocruz de Notícias ブラジル
https://agencia.fiocruz.br/diretora-geral-da-oms-elogia-mobilizacao-nacional-contra-zika