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米州機構は、世界初の地域同盟として、1948年に発足しました。
事実上、対共産主義としての位置付けで、
アメリカ主導の地域軍事同盟としてスタートしました。
実は日本もパーマネントオブザーバーとして関わっています。


19世紀〜20世紀は、対外的不干渉主義、
いわゆる「モンロー主義」がアメリカ外交の根幹でしたが、
19世紀後半、フランスがメキシコへ介入したことをきっかに、
例外的に中南米諸国へは関与し始めました。


アメリカの喉元である中南米諸国だけは、
アメリカの権益を確保しておきたかったというところでしょうか。


概要は外務省ホームページをご覧ください。


さて、当ブログでは、実際のところ米州機構はどのように機能したのか
を掘り下げていきたいと思います。


ここ20年は、中南米諸国のアメリカ離れの傾向が強まっていましたが、
2016年にアメリカがキューバと国交回復や、当地域の中国の影響力拡大
など再び変化の兆しを見せています。


ブラジル人のとある知り合いが、
「結局、ブラジルはアメリカの嫌がることはしない」
と呟いていたのがとても印象に残っています。


これ、どこかの国と同じのような気がします。
アメリカから見て、どこかの国と中南米諸国は
同じような位置付けなのでしょうか?


そのあたりのところを調べたいと思います。
きっとアメリカと中南米諸国間の関係、アメリカへの当該諸国の対応は、
日本にも参考になるのではないかと思います。
それでは次回お楽しみに。。


参照:
米州機構ホームページ
http://www.oas.org/pt/sobre/quem_somos.asp

世界史の窓
 https://www.y-history.net/appendix/wh1603-033.html