2865

もう7回目に突入しました。。


イスラミックアートから考える政治。。。

最近は少し政治から少し脱線気味でしたが、
今日は権力者がいかに芸術を利用してきたか。
ということが見えてくると思います。。


第一次世界大戦後、時代は石油に傾倒しました。
価格は3倍にも跳ね上がりました。。

JD.ロックフェラー、J.ポール・ゲッティー
そしてカルースト・グルベンキアンといった
石油王達はこぞってイスラミックアートを
買い漁りました。。


それは、石油ビジネス界の権威を示すため、
石油ビジネスに関する信用を勝ち取るためでした。

石油産出地域の中東との深い結びつきを
示すために。。


これは日本でも同じですよね。
徳川幕府の二条城を見ればわかります。
幕府の威信を示すための障壁画の数々。


芸術は威信、権威の象徴だったのですね。

参照:カルースト・グルベンキアン博物館  https://gulbenkian.pt/museu/agenda/o-gosto-pela-arte-islamica/