東ティモール

オーストラリアのすぐ北にあって
20年前までインドネシアが領有権を主張し、
それに対して分離独立を勝ち取った国です。

人口僅か110万人ほどのティモール島の東半分と飛び地を領土としています。


公用語はテトゥン語とポルトガル語
今年は独立20周年ということで、ポルトガルからも使者がお祝いに訪れました。

ポルトガルは元々東ティモールを植民地
にしていましたが、1974年を境に独立を
容認し、独立したとたんに今度は隣の
インドネシアが占領してしまいました。

そのインドネシアもスハルト大統領の退陣
後、独立を容認し、最終的に住民の直接投票
で独立しました。


20周年にあたり、「ポルトガル語は我々のアイデンティティー」とル・オロ大統領はポルトガルに対してきっぱりと宣言したと言います。

ところで、河野太郎外務大臣が2018年に東ティモールを訪れ、

「21世紀に独立回復を勝ち取って、ポルトガル語を公用語にするのは先行き無駄なのではないか、英語で教育をしたらどうかと、2001年に独立派の先頭に立っていたリーダーたちと議論したことがあります。」

なんだそうです。経済効率から考えれば、外務大臣のおっしゃる通りです。

ただ、やはり人間には誇りが必要なんだってことです。プライドです。人間にはお金では満たされない部分がある。これぞ人間の尊厳でしょう。

河野太郎外相には、この感覚がなかったんですね。。でも外相だけではなく日本人の多くが外相と同じ感覚のような気がします。

先の大戦で大敗をきした日本は、経済に舵をきりました。虚しさをお金で満たそうとしたのかもしれません。

そして、今日の日本があります。

未来に目を向ける時、東ティモールと日本のどちらに希望を持てるでしょうか?