ブラジルのMPB(エミ・ぺー・べー)の代表的アーティスト、ミルトン・ナシメント

のコンサートが6月30日(現地時間)にイスラエルのテルアビブで行われました。



実は、このコンサートがイスラエル国内でひとつの波紋を呼んでました。



ミルトンは、イスラエルの親パレスチナ団体BDS(Boycott,Divestment and Sanctions)から、パレスチナ人に対するアパルトヘイト政策に寄与するものだとしてコンサートの中止を呼びかけられました。


しかし、コンサートは予定通り執り行われました。彼はフェイスブックで、



 「私の音楽は、私を多くの場所へ連れて行ってくれた。そのうちのいくつかは想像すらしなかったようなところだった。そのことにとても感謝している。招待を断ったことはほとんどない。

 結局、すべてのアーティストは人がいるところに行かなければならないのではないか?もう昨日からテルアビブにいる。今回はブラジル人が100%経営する会社の招待だった。
 
 このショーはイスラエル政府からの優遇は何一つない。イスラエルに住むブラジル人達が殆どだが、イスラエルのファンがこの地へ私を導いた。

 私は、ブラジルの軍事独裁政権下でもコンサートを中止しなかったのに、どうして今回中止するのか?なぜ愛の経験の分かち合いをやめるのか?なぜ最近のブラジルでの極右政権誕生という変化の分かち合いをやめるのか?

 ひとつの政府に対する見解の相違はあれど、私は聴衆を見捨てない。結局のところ、大事なのは人々であり、変えることが出来るのは人間たちではないか。

 是非考えて欲しいのは、なぜ人々が支配者の報復によって苦しまなくてはいけないのか?マイノリティーは声を上げられないままでいいのか?

 繰り返すが、アーティストは人々のいるところに行き、平和や我々をひとつにするものを祝うことだ。愛万歳!音楽万歳!」と投稿しました。