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今、ヨーロッパは揺れています。


難民問題ででしょうか。失業問題でしょうか。それとも債務の問題でしょうか。



違います。宗教の問題です。おとついにも書きましたが、スペインでは、カトリックのミサ(礼拝)出席者の割合は宗教に無関心な人々の割合よりも低くなっています。

これはスペインだけではなくフランスでも似たような傾向になっています。



難民問題も失業問題も債務も、根っこにはこの宗教の大変革が影を潜めているのではないでしょうか?



それは宗教とは、人が何を拠り所として生きているかの問題だからです。



これが変化しているというのです。。



こんなことは日本ではちょっと思い当たりません。日本人の拠り所にここ数年、いやこの数十年で変化しているでしょうか?


しかし世界では大きく変わっている。ヨーロッパで、そしてアメリカでも。



昨日8月4日にも大規模な銃乱射事件が2件も起こりました。



アメリカでも宗教無関心層が増大しています。



カトリックは急激に衰退しているのは間違いありません。


フランシスコ教皇は現地時間4日、司教によるセクハラ問題に真摯に取り組むことを改めて発表しました。



被害者との団結、誠実、そして透明性を呼びかけました。




ヨーロッパを覆う不透明な未来に、教皇の呼びかけは人々の心にこだまするのでしょうか?それとも徒労に終わるのでしょうか?


参照:RFI   http://br.rfi.fr/mundo/20190804-papa-francisco-pede-transparencia-e-solidariedade-com-vitimas-de-abusos-sexuais