生活に神を

世界は辺境から変わる!

日本の片隅に生きる名もなきクリスチャンの徒然

当サイトに掲載された情報については、 充分な注意を払っておりますが、 その内容の正確性等に対して、 一切保障するものではありません。 当サイトの利用で起きた、 いかなる結果について、 一切責任を負わないものとします。 リンク先の参照は各自の責任でお願い致します。 当サイトは著作権の侵害を目的とするものではありません。

使用している版権物の知的所有権は それぞれの著作者・団体に帰属しております。 著作権や肖像権に関して問題がありましたら御連絡下さい。 著作権所有者様からの警告及び 修正・撤去のご連絡があった場合は 迅速に対処または削除致します。

カテゴリ: 中東

OeoXgwZsUJ

 現地時間17日朝、イスラエル軍が発射したロケット3発が、ダマスカス近郊のシリア軍前哨部隊(偵察や突然の襲撃などを行う部隊)に命中したと、シリア人権団体が伝えた。これによる被害などは明らかにされていない。しかし、アサド親衛隊、ヒズボラTVは否定している。

 このニュースは実に気がかりです。昨今ロシアのメドベージェフ首相が「シリアへの地上戦は第3次世界大戦の引き金に成り得る」と発言しています。
 
 旧約聖書エゼキエル書38章に描かれている 終末預言はロシアとその同盟軍がイスラエルに侵攻するという解釈が一般的ですが、こういうニュースは、クリスチャンである私にとっては、この箇所との関連をどうしても思い出してしまいます。勿論、これはいつなのかはわかりません。まだまだ先のことなのかも知れません。クリスチャンでない方にとっては単なる迷信だと言いたくなるかもしれません。

 しかし世界中にいる数億人のクリスチャンは私と同じような思いを持つのです。そして世界中にクリスチャンを表明している国の指導者が多くいることを忘れてはいけません。ロシア・プーチン大統領、ドイツ・メルケル首相、イギリス・キャメロン首相、アメリカ・オバマ大統領、グアテマラ・モラレス大統領、パプアニューギニア・オニール首相、ザンボア・ルング大統領など。イスラエルのニュースに世界が注目する理由はここにあります。もしこのニュースが本当なら、世界に与える影響は大きいことを少なくとも認識しておくべきです。

引用:ハーレツ(イスラエル)
http://www.haaretz.com/israel-news/1.703990



6HWivlxMOC
【写真は、中国の新シルクロード構想地図】

  中国の習近平国家主席が今月21日にアラブ連盟本部で演説したことは、日本でも既に報道されている。ロシア系ニュースサイトRT QUESTION MOREによると、ここで習氏はアラブ諸国への経済的援助の他に、

1967年の6日戦争によってイスラエルに占領された地域を完全に統治すべきだ。
 
というイスラエルを大いに刺激する発言をした。6日戦争によってイスラエルはエジプト軍を攻撃しわずか3時間で空軍基地を破壊するなどして、ヨルダン川西岸地域、東エルサレムを占領し、これによってエルサレム全域を支配下に置いたが、国際社会はこれを認めていない。 
 中東地域のアメリカによるイランへの制裁解除やサウジラビアとイランの関係悪化などパワーバランスが大きく変化している中、 
習氏はサウジアラビア、イラン、エジプトを訪問している。 
  
習氏はイスラエルとパレスチナ間の関係改善こそ中東の安定の礎となると演説し、そして今相対しているサウジとイラン双方にリップサービスをし、バランスをとっているかのように見受けられるものの、相対的にイスラエルの存在感が低下している感は否めない。

 BEIJING REVIEW(北京週報)によると、
地政学的・経済的な敏感性や総合国力など多くの角度から見て、上記3カ国は中東地域で最も重要な国である。
 今回の習主席中東訪問の重要な意義は、次の3つの「最初の」という言葉で説明することができる。新年最初の訪問、習主席の就任以来最初のアラブ国家訪問、西アジア・北アフリカ情勢が不穏になってから5年来で最初の中国最高指導者の同地域訪問である。2016年は中国の第13次五カ年計画スタートの年である。習主席が新年初の訪問先に中東3カ国を選んだことは、中国の中東地域に対する重視と尊重を証明するに十分だ。
 中国側のこの発言から、イスラエルやその背後で絶大な力を誇ったユダヤ人ロビイストの権勢の衰えを感じる。イスラエルは猜疑心の高い国家である。歴史的な彼らユダヤ人の歩みが彼らをそうさせてきた。卓越した危機管理能力を今後どう生かしいくのか。そして中国の壮大な新シルクロード構想はどうなるのか目が離せない。

引用&画像:ゴスペルプライム ブラジル
https://noticias.gospelprime.com.br/israel-pode-ganhar-novo-inimigo-china/

引用:BEIJING REVIEW
http://www.pekinshuho.com/politics/201601/t20160121_800047326.html
         RT QUESTION MORE 
https://www.rt.com/news/329765-sovereign-palestine-jerusalem-china/ 

primate-1019101_640

ISが管理する石油をトルコが不法に購入しているとのプーチン大統領の発言で大事なことは、
ISの背後に、なんらかの支援者がいる。それも国家レベルの巨大な組織が関与している
という認識を示したという点であると思います。この投稿でもISの背後にイスラエルなどがいることをロシアは認識しているのではないかと指摘しましたが、それを裏付ける発言だということです。そしてこんなニュースも。。イスラエルはアメリカの庇護国です。。アメリカの関与も否定できません。本当にロシアの認識が正しいかどうかはわからない。ただロシアはそう認識している可能性がこの発言でより高まったということです。このポイントに今後も着目していきたいと思います。



lgf01a201401100200

 トルコによる、ロシア軍機撃墜のニュースに、思わず昨日の投稿がより現実味を帯びてきている感じを受けた。撃墜とは、また思いきったことをしたものである。ロシア専門家の筑波大中村逸郎教授も、食事でのどを詰まらせたとかなんとか、、TBSひるおびでコメントしていた。専門家でも予想だにしなかった急転直下の惨事なのではなかろうか。IS(イスラム国)掃討作戦で世界は一つになるかの様相を見せていた中での今回の撃墜はいろいろな意味で意義深い。

 昨日の投稿でもユダヤ教徒の最大の敵はキリスト教徒だ。イスラム教徒ではない。これはIS( イスラム国)の敵と同じだ。そして、アラブ系難民がイスラエルの孤立を招くでも書いたが、ヨーロッパをはじめ、世界各地に押し寄せる難民をイスラエルは恐れている。それは、アラブ系住民が増えることによって、将来的に世論がアラブよりに変わってしまうからだ。その意味でフランス同時多発テロによって結果的に難民流入が減少することは、イスラエルにとっては好都合だ。だからテロを首謀したとするIS( イスラム国)へのイスラエルの関与を指摘されるのである。そしてロシアは、イスラエル関与説を認識していると思われる。ロシアとイスラエルの関係については、飯山一郎さんが面白い指摘をされている。

 ロシアとトルコが加盟するNATO諸国との間にくさびを打ち込んだ形になる今回のロシア機撃墜事件は、私が信頼している飯山一郎さんも早速イスラエル関与説を投稿されておられる。そして、アフリカでのボコ・ハラムの動きも目が離せなくなくなってきている。ボコ・ハラムもISへの忠誠を表明していることから、間接的にイスラエルと繋がっている可能性は否めない。アフリカでもボコ・ハラム掃討作戦が始まる可能性が高い。イスラエル包囲網がじわじわと形成されつつある。


画像著作者:
Thomas Leuthard

lgf01a201401100200

   移民問題は、我々日本人にはなかなか理解できない。
 
 移民国家であるブラジルは人口2億500万人、アメリカは3億2200万人の大国である。アメリカは歴史的にイスラエル寄りの政策を掲げてきたものの、ここにきてイスラエルが反対しているイラン核合意に踏み切るなどアラブへの配慮も見られるようになった。アメリカには500~800万人のユダヤ人系市民がいると言われている。(ユダヤ人の定義は必ずしも血統だけではなくユダヤ教徒も含む場合もあるなど複雑)、アメリカCensus Bureauによると、アラブ系は約160万人であり、ここ数年増加傾向にあることももしかしたら影響しているのかもしれない。

 一方、ブラジルはといえば、在日ブラジル大使館によると、「イスラエルとパレスチナが互いに主権国家として共存すべき」という立場を歴史的にも表明してきている。ルーラ前大統領時代はパレスチアナ・スンニ派系過激組織ハマスに資金提供を行い、今年2月には非公式ではあるもののブラジル外務省ナンバー2が、ハマス高官と会談を行うなど、イスラエルに対して距離を置く姿勢を見せてきている。そのブラジルには、ユダヤ系が約10万人に対し、アラブ系は1200万人と言われている。

 民主国家に於いては、その国民の意向は無視できない。今、ヨーロッパを初めてとして世界に広がりを見せるアラブ系難民がそれぞれ移民として定住し、その子供達が国民として選挙権を持つことになる。将来的に世界の中東政策がよりアラブよりに変化していく可能性を秘めており、イスラエルは孤立を深めていくのではないか?


画像:GOSPELPRIME


↑このページのトップヘ