ぺかどおる(もと簡潔!ラテン新聞)

地球の裏側にあるブラジルから見た世界は一体どうなのか。ブラジルニュースサイトGOSPEL PRIMEの協力により翻訳記事を提供出来ることになったことがキッカケでブログ始めました。 私はポルトガル語を勉強するクリスチャンですので、ブラジルとキリスト教を通して国際政治、経済、社会を見ていきます。そして合わせて展開するポルトガル語サイトを通してわかった海外アフィリエイトのやり方もお知らせしていきます。

カテゴリ: ロシア

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 ロシア正教の教会は美しいですね。ロシア正教やローマ・カトリック、そして仏教の寺院は本当に美しいです。この点はプロテスタントは負けています。芸術的観点から比較してみるのも面白いと思っているんですが、これについては機会あればということで、今回はロシア正教のキリル総主教が中南米を歴訪しているニュースを取り上げます。

 ロシア正教キリル総主教と、フランシスコ教皇がキューバで歴史的会談を行ったことは日本でもニュースになりました。キリル総主教はその後、パラグアイ、チリ、そしてブラジルを相次いで訪問し、ブラジルではルセフ大統領とも会談しています。いや~この中南米歴訪にもいろんな思惑がありそうで、考えるだけでわくわくします。

 ローマ。カトリックについては過去の投稿でも書きましたが、宗教とみるよりひとつの国家としてみたほうがいいと思います。国家にはなんらかの産業がありますが、ローマ・カトリックの産業は何だと思いますか?諜報です。全世界に広がるカトリック教会ネットワークからの情報が飯のたねですね。この情報を基にしたコンサルティング業そして長年の組織運営で培われた分析力を活かしたシンクタンクだと考えればわかりやすいでしょうか。

 ロシア正教もローマ・カトリックと同じ体質だと思います。カトリックとは「普遍性」という意味ですが、ロシア正教も英語では「RUSSIAN ORTHODOX CHURCH」。ORTHODOX(オーソドックス)とは「正統」という意味です。RELIGIONとは、RELATIONと同義で「関係性」を表わします。神との関係性を重要視する訳です。正しいとか間違っていると判断出来るのは神様だけだからそもそも人間が判断するものではない。だから判断するよりも神さまとの関係を重要視するのが、RELIGIONの本質です。ですからロシア正教は、正統性が権力の源泉である国家権力と性格が似ていることになります。

 今回もキリル総主教がブラジルのルセフ大統領と会談していることがポイントです。ロシアが国際政治の舞台に大きく台頭している中、ロシア正教こそ、ロシア専門のシンクタンクとして売り込んだと見ています。

佐藤優さんも、表現の仕方は違いますがローマ・カトリックについて同じような見たてをしていると思います。。


引用:GOSPEL PRIME
https://noticias.gospelprime.com.br/lider-ortodoxos-defende-uniao-religioes/


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オバマはたくさんの人を殺してきましたが、喫煙はオバマよりも多くの人を殺しますよ。 オバマのようになっちゃだめだ。こんなポスターがモスクワ市内に掲載されている。このポスターの写真はロシア唯一のリベラル野党の下院議員ドミトリー・グドゥコフ氏によってフェイスブックにアップされた。(ハーレツ)

 最近のロシアはシリア問題などでアメリカと共同歩調を取り始めているなど、実際のところ関係は悪くはありません。プーチン大統領の力を誇示するために、超大国アメリカを敵に回して世界の平和に尽力しているしているイメージ戦略のような気がします。このように他国の指導者を敵に見たてる手法は、北朝鮮やイランなどの独裁国家でも見られます。独裁国家とは言え、やはり国民の目は気になるものなのでしょう。。

ポスターは下記リンクから見られます。
引用:ハーレツ(イスラエル)
 http://www.haaretz.com/world-news/1.703970?utm_content=buffer56a7f&utm_medium=social&utm_source=facebook.com&utm_campaign=buffer


Igreja paga dívida financeira com orações

 イギリスキリスト教系ニュースサイトPremierによると、ロシア第4の都市ニジニ・ノヴォゴルドのロシア正教会の教区内の建物に暖房器具を設置しましたが、設置した建設会社への支払い金額の一部を支払うことが出来ず、裁判沙汰になってしまいました。しかし、裁判の席上、建設会社のオーナーが、祈祷をすることと引き換えに未払い金は放棄すると申し出たとそうです。未払い金は30万ルーブル(約45万円)だとしています。そして、この会社の業績は右肩上がりになってきているそうです。

 このニュースで ロシア正教はロシアの人々の生活に根付いているのかなと感じました。独裁国家としての歴史が長いロシアでは全てが国家管理の下に、農民は重い税を課され貧困の中で歩んできましたが、彼らの生活を支えていたのがロシア正教への信仰とそのコミュニティでした。共産主義下で迫害された時にも、信仰捨てずに拠り所として生活していた人が多くいたと言われています。

 プーチン大統領は大統領就任直後にロシア正教総主教と面談するなど、ロシア正教を土台とする国造りを進めて来ました。 【ロシア】プーチン大統領:共産主義には聖書の思想が詰まっている。でも書きましたが、プーチン大統領はキリストへの信仰を公にしています。しかしロシア正教以外の海外に本部を置くその他のキリスト教会をスパイと見做すとして圧力をかけ、諸教派に対してロシアへの絶対的忠誠を要求しています。彼はキリストよりも国家を優先していると考えられなくもありません。 

 国益を追求していく姿勢は国家指導者として当たり前のことかもしれません。決して非難するつもりはありませんが、今ロシアは国際舞台での発言権を強めています。プーチン大統領がロシアの国益を害すると見做す勢力に対してどういう対応をするのか、彼の宗教への関わり方から判断出来ることもあります。

このあたりは今後も注意深く見ていきたいと思います。

引用&画像:GOPEL PRIME
 https://noticias.gospelprime.com.br/igreja-paga-divida-com-oracoes/
 https://noticias.gospelprime.com.br/russia-igrejas-estrangeiras-suspeitas/
竹内宏の経済情報
 http://www.takeuchikeizai.jp/bestvalus/bestvalue_29.html

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1961年に採択された旧ソ連共産党の綱領「共産主義建設者の道徳的規範」は実に聖書のエッセンスが詰まっている。

 プーチン大統領は、所属政党統一ロシアの会合でこう発言した。しかし、この理想は旧ソ連に於いて机上の空論に過ぎなかったことも認め、そしてソビエトの崩壊はレーニンによって、ソビエト連邦に所属していた各共和国に対して同じ法律の下統治を図ったことが原因だったとし、連邦離脱は認めないものの各共和国の自治を認めようとしたスターリンを称賛した。

プーチン大統領は公の場でキリスト教への信仰を告白して来ている。

引用:GOSPEL PRIME ブラジル
https://noticias.gospelprime.com.br/putin-compara-comunismo-biblia/




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