カテゴリ: ヨーロッパ
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【イギリス】女王エリザベス2世の自叙伝が出版
90歳の誕生日を前に、「The servent Queen and The King she serves」(しもべとしての女王、そして彼女が使えた王)と題した女王エリザベス2世の自叙伝がイギリスで出版されます。この自叙伝では、女王のクリスチャンとしての信仰生活、また人生の中心として全てを献げたキリストが詳しく書かれています。
皆さんの祈りと神様の優しさに感謝し、これからも感謝し続けます。そして神様の誠実さを味わっています。
と、女王は本の序文で述べています。共著者であるロンドン現代キリスト教協会ディレクターのマーク・グリーンさんは、
女王は成人以降、確固たる品格、他の人への配慮や心配、そして明確なキリストへの従属を通して我々イギリス人に使えてこられました。この本を読めば読むほど、そのことがよりはっきりわかります。
と話しています。
ここ数年、イギリスではキャメロン首相が自身の信仰を告白し、またドイツ・メルケル首相も公の場でキリストへの回帰を声高に主張していますが、ヨーロッパではキリスト教が見直され始めています。「見直されている」ということに驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、ヨーロッパでは、クリスチャンとしての自覚を持ってはいるものの教会へ通う人はごく少ない状況になっています。
イギリス王室もかつて大英帝国を統治してきた歴史を持ち、今でも政治的要素も保っています。過去ウォールストリートジャーナルも王室について、「85歳の女性CEOが経営している非上場の会社」であると評したことがあります。中東でのクリスチャンの迫害に対して、ローマ・カトリックとロシア正教が共同歩調を取り始めていますが女王も中東でのクリスチャンの迫害について気にしているとも伝えられています。
引用:Gnotícias ブラジル
http://noticias.gospelmais.com.br/rainha-elizabeth-ii-testemunha-fe-jesus-cristo-livro-81598.html
「バカ」から「イギリス」までポルトガル語と深い関係が。そしてスペインという国はない?
日本に初めて来た西洋人は御存じの通り、ポルトガル人であるとされています。歴史的には。
だから日本語には、ポルトガル語由来の日本語も散見されます。
ボタン・・・これは名実共にポルトガル語でもボタンの意味です。
パン・・・・これも同じ意味。。
てんぷら・・・これは諸説ありますが、、てんぷら自体は元々南蛮料理だったようですね。
先斗町(ぽんとちょう)・・・京都の繁華街ですが、PONTO(ポント)というポルトガル語(これは「先っちょ」と言う意味)から来ているとも言われています。
これぐらいは、結構有名な話なので御存じの方も多いと思います。これだけであればわざわざブログに書くことの程ではありません。。
ところで、スペインはどうして英語なんでしょうか?Spainですよね。ポルトガル語だとEspanha(エスパニャ)になります。戦国時代はイスパニアと言っていたのにどういうわけか英語に変わってしまったんです。いろいろと調べたらwikipediaには、
現在のスペインは、国王を元首とする王国であるが、スペイン1978年憲法では、それまでの憲法では明記されていた国号は特に定められていない。憲法で国号が定められなかったのは、君主制は維持するものの、その位置付けは象徴的な存在に変わり、国を動かすのは国民によって選ばれた議会が中心になることを明確化するために採られた措置であった。とありました。。ウィキペディアの情報だから信用出来ないなあと思って外務省のスペインのページに行くとまず、おもむろに「スペイン」と書かれていました。。イギリスの場合、「英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」、オーストリアの場合「オーストリア共和国」とちゃんと最もらしい名前になっているのになぜかスペインだけはぶっきらぼうに「スペイン」です。ウィキの情報もあながちうそじゃないのかなあと思います。。だからとりあえずスペインにしとこ!と言うことだったんだ。。
これは第二次大戦以降専制支配していたフランコ総統時代にスペインナショナリズムによって、カタルーニャやバスク地方に弾圧を加えた過去があり、「スペイン」という呼称を使いづらかったのでしょうか。
そして、「イギリス」ですが、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国なのに、なぜかイギリス。実はこれもポルトガル語と関係ありそうなんです。ポルトガルではイギリス人のことを「Ingles」(イングレス)といいます。これが訛ってイギリスになったという説が有力です。。因みにイギリスの呼称はポルトガル語で「Inglaterra」(イングラテーハ」なんですけどね。。だから日本ではイギリスの国名をイギリス人と言っていることになりますね。。
そして、そして、日本語になった(かもしれない?)ポルトガル語をはまだまだあるんです。
あんた・・・anta(アンタ)というポルトガル語は「バカ」という意味なんです。。あんたって、少し言葉使い悪い感じですよね。。関西ではよくつかわれるんですけどね。
とろ・・・とろくさい、とろくせーなんて良く使いますが、ポルトガル語でもtolo( トロ)は間抜け、バカという意味なんですね。
けろ・・・けろって、東北地方なんかで~してけろ!とかいいますけど、quero(ケーロ)という言葉がありまして、これは「私は~が欲しい」という意味なんですよ。。英語のwantですね。
ありがとう・・・これobligado(オブリガード)から来ているという「説」があるんですが、日本ではほぼ「説」なだけみたいですが、ポルトガルでは多くの人が日本語のありがとうはポルトガル語から来ていると信じてるらしいんです。。ヤマザキマリさんの本に書いてありました。。
【イギリス】効果的な薬物依存対策とは?
ボンジア!
京都の小学生が大麻を吸引していたことが報じられ、麻薬の若年層への浸透がクローズアップされている。
イギリス・チェスター大学で開かれた中毒に関する学会で、宗教経験のある子供は思春期に薬物やアルコール依存に陥りにくいとする調査結果が発表された。宗教体験とは、単に信じるだけではなく、祈ったり、教会に通うなどの習慣があることだとしている。
日本での薬物依存対策は、薬物を法的に規制し流通させなくさせたり、教育現場などでの薬物の危険性を啓蒙するなどの取組が一般的であるが、法的整備が追い付かなかったり、法律の目を掻い潜った取引をおこなったり、更には闇売買が行われたりしている。また啓蒙活動も今一つ効果の程は定かではない。薬物依存についての統計は厚生労働省からも公表されているものの、危険ドラッグなどのデータがなく、実際どこまで浸透しているかは未知数である。
麻薬には高揚感を与えるなど、人間の感情に訴える作用が強い。人間はこの高揚感や快楽になかなか勝てないのである。麻薬だけではない。暴飲暴食は健康に害を及ぼすと口を酸っぱくしても、ついついしてしまう。タバコもしかり。これは危険性の啓蒙という人間の理性に訴える啓蒙活動では否応にもしがたいことなのかもしれない。人間の理性の力の限界を物語っているようにも思える。
共産主義思想を広めたカールマルクスは「宗教はアヘンである。」として宗教の否定を試みた。これは彼が、宗教の力をよく知っていたことの裏返しでもある。宗教は麻薬のように人に大きな影響を与えるのである。現代社会、特に現代欧米社会は人間の理性をベースにして成り立っている社会である。(これについては 【改訂】現代ヨーロッパの宗教人口割合を調べてみたを参照頂きたい。)その結果かどうかはわからないが、先程の厚生労働省統計にもあるように、欧米では大麻の生涯経験率は軒並み30~40%に上っている。このように欧米では薬物依存問題は日本とは比較にならないほど深刻であり。その中で発表された今回のイギリスでの調査結果は意義深い。
欧米社会では少しづつ宗教が見直され始めている、それは先日表明されたドイツ・メルケル首相の見解にも色濃く反映されている。ヨーロッパはイスラム系難民の問題にも直面し、宗教がより日常化してきており、宗教の問題は宗教で解決しようという取組が静かに始まっている。このようなトピックもこの簡潔!ラテン新聞では取り上げていきたい。
チャオ !
画像:引用:GOSPELPRIME
https://noticias.gospelprime.com.br/pesquisa-religiao-jovens-alcoolismo/