フランスのル・ドゥリアン外相が7月末、ブラジルを訪問しました。
「ブラジルはフランスにとって重要なパートナーです。互いに強固な二国間関係を構築し、フランスは中国と同じように多くの投資をブラジルに対して行っています。防衛、非再生可能エネルギー、食糧、環境分野などで一千社にも及ぶ企業がブラジルに進出しています。」
ちょっと気になっているのですが、昨今のアメリカによる中国との経済戦争の背景には、
ブラジルをはじめとする中南米の重要性があるのではと勝手ながら思っています。
中国は高い関税のおかげで、アメリカから農産物が買えなくなっており、代わりにブラジルから輸入し始めています。ブラジルが漁夫の利を得ています。
大阪でG20が行われていた最中、ブラジルもメンバーであるメルコスール(南米共同市場)とEUは経済協定締結で合意しました。あとはそれぞれの対象国で批准されれば協定は発効されます。
ブラジルは石油を自給し、ヨーロッパなどにも輸出しています。農産物の大きな供給基地でもあります。因みにブラジルは地震もありません。
今欧米は、南米に熱い視線を送っているのではないでしょうか?
アメリカはブラジルに媚を売っているのではないかと感じます。そのあたりも少し調べたいと思います。
参照:RFI http://br.rfi.fr/franca/20190804-ministro-frances-ironiza-emergencia-capilar-de-bolsonaro-em-entrevista-ao-journal-du