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核の傘の下にあるラテンアメリカ諸国
2000年以降、左翼政権の台頭で、アメリカと一定の
距離を取り、米州機構とは別の南米諸国連合(ウナスル)
を設立するなど、独自色を強化し始めた。


しかし、左翼政権の終焉に伴い、再びアメリカの盾に
矛を納め始め、2018年にはブラジル・アルゼンチンなど、
6カ国がウナスルから脱退した。


ブラジルのボルソナロ大統領は、トランプ大統領との
距離が近いともされるが、中国との経済関係は決して
弱まっていない。2020年1〜4月期の牛肉の対中輸出額
は過去最高を記録している。


中国のより鮮明な台頭かアメリカの覇権の継続か。。
域内人口6.3億人、ASEANの1.8倍の経済規模を誇る
中南米諸国の動きが鍵を握るかもしれない。