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芸術には、


何かインスピレーションのようなものが必要なんだと思います。



瀬戸内海に浮かぶ芸術の島、直島。


直島の中心的な美術館である地中美術館には光をテーマとしたジェームズ・タレルの作品、そしてクロード・モネの作品があります。


なぜ「光」なのか?とかんがえた時、


やはり、脳裏に浮かんだのは、

「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」(ヨハネ8章12節)


という聖書の言葉でした。そして、

もしや、彼らはクリスチャンだったのではと思って、調べてみると、



やはり、


タレルはクエーカー教徒(プロテスタント)、モネはカトリックでしたね。


そして、今日ご紹介するシジバル・フィラもカトリックの修道士でした。


今、ヨーロッパで注目を集める現代アート作家です。


ブラジル人のシジバルは23歳の時に芸術家としてヨーロッパに渡りました。


ある日、彼は、すべて物質的なものをよりどころにしていて、霊的には死んでいたことに気づかされたという不思議な体験をします。


そして、彼は、ローマのサン・ボナヴェントーラ・アル・パラチーノ修道院で修道士として、祈り、恵まれない人々と寄り添いながら生活する傍ら、芸術活動にいそしんでいる。


彼のその、ミニマリズム的要素と南米のシャーマニズム的要素がミックスしている作風に惹かれた


という評価もあります。



何はともあれ、古典的芸術から現代アートに至るまで、



インスピレーションが芸術家を動かしてきました。


そして多くが、キリスト教にインスピレーションを獲得しているのではないかと感じ、


俄然、芸術に興味がわいています。


話は変わりますが、



希代の外務大臣、陸奥宗光は、


「政治はアートなり、サイエンスにあらず」


と言いました。



私は、たまたま、国際情勢がすごく好きです。



そして、芸術にも興味が湧いてきています。



このブログは、国際政治と芸術について、ポルトガル語のサイトを通して得られる情報から感じたこと、着想を得たことを綴っていければと思います。