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日本の片隅に生きる名もなきクリスチャンの徒然

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カテゴリ: アフリカ

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タックスヘイブンという言葉が、一時メディアで大きく取り沙汰されていましたが、



最近さっぱり聞かなくなりましたね。。うやむや感満載ですが。


ネットメディアでは取り上げられてますが、今タックスヘイブンで注目されているのは、


モーリシャスです。



モーリシャスはインド洋に浮かぶ小さな島。英連邦に属しています。



地理的にアジアとアフリカ間貿易の中継基地となっていて、




国際調査報道連合(ICIJ)によると、



モーリシャスに支店を設立すると、税の優遇が受けられる。また、国際間決済をモーリシャス経由で行うと税金を二重取り(送金元と送金先で)されないという協定をアフリカ諸国を中心に45カ国と結んでいる。とのことです。


参照: RFI  http://br.rfi.fr/mundo/20190723-ilhas-mauricio-consorcio-de-jornalistas-revela-bastidores-do-paraiso-fiscal










 



2011年にカダフィ大佐が失脚し体制が崩壊したあと、混沌とした情勢が続き、首都トリポリの国家統合政府(西側勢力)と、トブルクに拠点を置く代表議会(東側勢力)との間で激しい権力闘争が繰り広げられています。


AFPによると、この度、国内闘争の平和的な解決に向けてリビアフォーラムを創設することが明らかになりました。



年内中に大統領選挙を実施し、立法府を設置することを目指すということです。


この融和の動きの背後にいるのは、フランスです。


なんか、アフリカと言えば中国が影響力を強めている印象が強いですが、、


やっぱりフランスもしたたかですね。。


フランスは元々、北アフリカ諸国(マグレブ諸国とも言います)に強い影響力を及ぼしていました。


リビアとフランスの歴史的関係については、こちらのブログに詳しく掲載されております。

フランスの北アフリカ植民地支配と経済依存構造の成立について



最近、安倍総理はアメリカとイランの仲介が目的でイランを訪問しました。

仲介とは一体なんなのでしょうか。


フランスはリビア国内の互いに闘争している2つの勢力の仲介を行っています。

当事者はフランス、そしてリビアの国家統合政府、代表議会の3者です。


この中でもちろんフランスが圧倒的に格が上です。列記とした国家であり、経済力も、他2者を圧倒しています。


このフランスのポジショニングがあってこそ、今リビアフォーラムが創設出来、互いに歩み寄りを始めようというところに漕ぎつけたのだと思います。


1978年のイスラエルとエジプトのキャンプデービッド合意も超大国アメリカが主導しました。



しかし、日米安保条約によって軍事的にも政治的にも大きくアメリカに依存する日本が、アメリカとイランの仲介は難しいと感じざるを得ないですね。


安倍総理の仲介外交は今のところ殆ど空振りに終わった感が強い。


もちろん、安倍総理は2国間仲介を行っており、フランスは1つの国の中の異なる勢力の仲介なので、単純に比較は出来ません。



そしてまあ、まだまだリビアでもどう転ぶかわかりませんが。


参照:Jornal de Angola

http://jornaldeangola.sapo.ao/mundo/governo-libio-quer-eleicoes-ate-ao-fim-deste-ano

  :外務省基礎データ
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/libya/data.html#01

エチオピアの女王カンダケの宦官が、西暦36年にキリストを受け入れてからの足取りについて、私が調べる限り、、いまのところわかりません。


ただ、少なくともその後、宦官の母国メロエ王国にキリスト教が普及していった形跡はありません。


エジプト地方では、福音書の記者マルコによって伝道活動が活発化し次第にクリスチャンが増えていきましたが、エジプトのクリスチャンの著作物にもメロエ王国でのキリスト教については何も記載されていません。


メロエ王国は引き続き異教徒国家としての歩みを続け、350年に滅亡しました。

そして、時代は6世紀まで進みます。

この時代には、かつてメロエ王国のあったスーダンとエジプトの国境付近には「ノバティア」「マコリア」「ドンゴラ」という3つの王国がありました。

これらの国々と接していた東ローマ帝国の皇帝ユスティニアヌス1世は、彼らが侵入してこないように、友好関係を築こうと模索し、キリスト教の布教を開始することにしました。



皇帝ユスティニアヌス一世

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皇帝ユスティニアヌス1世にはテオドラという奥さんがいました。彼女もクリスチャンでしたが、皇帝とは異なる信仰を持っていました。。


皇后テオドラ

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当時の東ローマ帝国では、イエス・キリストについて2つの考え方がありました。


一つは、ニ性一人格論と呼ばれる考え方です。これは、

キリストは100%神であって、100%人であるというもの。

100%神で100%人なんて理屈ではありえないんですけどね。


この考え方は、現在のローマ・カトリックやプロテスタントで受け入れられています。私もこの考え方ですね。


ここが、キリスト教のおもしろいところだと思ってます!!!


ありえないから、これはやはり人間が生み出したものではなくて、


神様がお考えになって人間に下さったものなんだと私は理解しています。。


もうひとつは、単性論という考え方です。


これはキリストには人間と神が混じり合っているとするもの。


人間+神=イエス・キリスト


というように数式化できる考え方です。


このほうが、すっきりしませんか?


これありえる話です。でもありえるからこれは結局人間が考えたものなんじゃないかと思うんですよ。。


まあ、私にはどちらが正しいかなんて言う資格はありません。神様が決めることです。私にはわかりません。。が二性一人格論を信じています。そのほうが個人的にはしっくりくるから。。


ところで、ところで、皇帝ユスティニアヌス1世はニ性一人格論者でした。ですが、奥さんのテオドラさんは単性論者だったんです。


このテオドラさんは、女傑として知られています。もともとサーカス使いで娼婦まがいのことをしながら生計を立てていましたが、皇后にまで登りつめたからです。。豊臣秀吉みたいですね。。

テオドラさんは旦那が、ニ性一人格論を布教するのがいやでいやでしょうがありませんでした。


そこで、夫より先に、隠れてジュリアーノという使者を送ることにしたんですね。


ジュリアーノは、ノバディア王国の王に単性論でキリスト教を伝え、見事王様を改宗させることに成功しました。。


そのあとすぐに、皇帝の使いも到着しましたが、、あとの祭りだったということです。


この単性論の考え方をする人たちはコプト派と言われていますが、現在エチオピアや南エジプトなどにコプト教信者が多い理由はこの夫婦のいさかいだったんですね。。

引用:alem-mar.org
http://www.alem-mar.org/cgi-bin/quickregister/scripts/redirect.cgi?redirect=EEuklVVVFAaBytZClF 

画像:パブリックドメイン



Mark_Evangelist



ブログを更新し始めて、9か月ほど経ちました。



クリスチャンとしという視点をベースにしてきましたが、


まず自分自身がいろいろと学ぶことが出来ました。そして日本では情報が乏しいキリスト教の視点は


やはり、とても価値のあるものだと思います。世界には20億ものクリスチャンがいるからです。






日々世界とのつながりが強まっていくいま、この取り組みを今後も続けていくべく、さらに内容を深化させる意味



においてもマネタイズを図っていく必要を感じています。


まずは、こちらの連載について、500円とさせていただきます。



アフリカのキリスト教史については日本語での情報がほとんどありませんのでそれだけでも価値がありますが、


歴史を紐解いていく中で、キリスト教の神髄に触れることが出来ています。。一部をこちらで公開していますのでご覧くださいませ。


内容は随時内容を更新していきます。もちろん500円で今後更新する内容もすべてご覧いただけます。




こちらにブログを書く理由も書かせていただいています。


映像作家のティノ・クオーシュさんは、

神がモーリタニアからシリアに及ぶ北アフリカで今なさっていることは、キリスト教宣教の歴史で過去に例がないことです。と、北アフリカで増え続けているクリスチャンについてこう話しています。続きは↓こちらから↓




スペイン語でのレポートです。
Avivamento se espalha pelo norte da África

Confira a matéria completa em: http://bit.ly/1WDsc7y

Notícias Gospelさんの投稿 2016年3月21日

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