ぺかどおる(もと簡潔!ラテン新聞)

地球の裏側にあるブラジルから見た世界は一体どうなのか。ブラジルニュースサイトGOSPEL PRIMEの協力により翻訳記事を提供出来ることになったことがキッカケでブログ始めました。 私はポルトガル語を勉強するクリスチャンですので、ブラジルとキリスト教を通して国際政治、経済、社会を見ていきます。そして合わせて展開するポルトガル語サイトを通してわかった海外アフィリエイトのやり方もお知らせしていきます。

カテゴリ: アジア

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NGO団体INTERNATIONAL CHRISTIAN CONCERNは

中国でのキリスト教は、厳しい局面に立たされているが、信者数は増えている。これは福音の力の証明である。

としています。

中国愛国カトリック教会と聖公会協議会との会合で、教会リーダーの任命権を引き続き保持していくことを表明しました。これは人事権はバチカンではなく、中国側にあることを意味します。1951年以来、中国とローマ・カトリックは互いに外交関係を結んでいません。政府側の介入はカトリックに対してだけではなく、政府公認のプロテスタント教会の牧師も地方政府を批判したことを理由に逮捕されました。

チャイナエイドのボブ・フー総裁は、

政府当局による、急速に成長するキリスト教の存在感や社会的影響に対しての懸念は増している。

と話しています。

中国国内のキリスト教信者は公式発表では1億人とされていますが、専門家の間ではその3倍はいるのではないかと言われ、事実上8670万人の共産党員を凌ぐ勢力になっていると見られています。

また、政府当局は、社会主義の方針に沿ったキリスト教神学の構築を検討したり、すべての宗教指導者に身分証明書を義務付けるなどの新たな法律を制定する動きも見られます。

引用:GOSPEL PRIME
https://noticias.gospelprime.com.br/china-ordenar-sacerdotes-conter-cristaos/





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 ソウルにあるヨン・ナク教会は、会員数6万人を擁する世界最大の長老派教会です。この教会を開拓したのは韓国のビリーグラハムと呼ばれているハン・ギョンジク 牧師です。世界最大

 1945年に着の身着のままで北朝鮮から来た24人の避難民と一緒にヨン・ナク教会はスタートしました。ハン牧師は増え続ける避難民を迎え入れ、貧しい人や未亡人、孤児を支援することを使命として、韓国社会から取り残された戦争孤児や未亡人のために僅かな財産を投げ打ってシェルターを建設し保護しました。教会は成長し、シェルターはレンガとモルタルの建物に代わりました。そしてハン牧師は世界的に著名なクリスチャンとして知られるようになり宗教界のノーベル賞と言われるテンプレトン賞を受賞しました。

 妻の死後、ハン牧師は引退し、テンプレトン賞の100万ドルの賞金を寄付するなど、蓄財のみならず自身の息子にも贈与しない徹底ぶりでした。彼のメッセージは、クリスチャンリーダーは清貧であること。牧師は蓄財をしないこと。そして教会は先祖代々受け継ぐ「家業」であってはならない。というシンプルなものでした。

 教会継承についての争い、マネーロンダリングによるスキャンダルが プロテスタント教会にダメージを与え、人々はプロテスタントからカトリックへ移っていきました。今ではカトリック信者が1980年代の2倍以上の全人口11%程に達しています。ヨーロッパやアメリカそして中南米では、 同じ理由で人々はカトリックからプロテスタントへ移っています。

絆は無理に断ち切ろうとするのではなく、別の絆を与えることで断ち切ることができる。

 ReligionはRelationと同義で「関係」や「絆」を意味する言葉で、まさにキリスト教の本質を言い表しています。キリスト教はイエス・キリストとの関係、絆がすべてです。しかし歴史を振り返ると、権力やお金との関係が、イエス・キリストとの関係を上回り、結果として堕落し、多くの苦しみをもたらしてきました。カトリックであってもプロテスタントであっても同じように堕落してきました。 

わたし(キリスト)から離れたら、実を結ぶことなど、とても出来ません。(ヨハネの福音書15章4節)

 なぜ、ハン牧師はこのような幸せな生涯を送ることが出来たのでしょうか?その答えがこの聖書の言葉に表されています。ハン牧師はキリストに全て任せていたのです。自分の行動、考え、あらゆる人生の局面でキリストに全てを任せていました。任せることが出来るということは、キリストは今も生きているということです。決してハン牧師が優れていたのでありません。ハン牧師だけではありません。歴史を振り返るときに多くの素晴らしいクリスチャンが居ました。アッシジのフランシスコ、ジョージ・ミュラー、マザー・テレサなど、その一方で悪い影響を与えたクリスチャンも居ました。この違いはキリストへの信頼度の違いに起因するといっても間違いではないと思います。これがクリスチャンの行動メカニズムです。

引用:Center for religion and civic culture
http://crcc.usc.edu/a-crisis-of-integrity-in-seoul-the-megachurch-capital-of-the-world/

 

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 アル・ジャジーラが伝えるところによると、

自殺は韓国国民の死因第4位であり、毎日40人が自殺している。これは過去8年では、先進工業国の中で最も高い割合であり、世界では南米ガイアナに次いで2番目の高さである。そして10~30代の死因第一位が自殺である。

 とされています。1953年の朝鮮戦争停戦から1980年代まで、多くのクーデターと独裁政治の影響を受けつつ、そして経済的にはアメリカからの膨大な資本が流入しました。また、この時代には多くのプロテスタント宣教師によって民衆の間にキリスト教が広まったものの、急激な工業化の波によって、人々は霊的なライフスタイル以上に、経済的、物質的な繁栄を追求しました。経済大国アメリカの多くの人が信仰するキリスト教を、経済的成功のための手段として、教会に通い始めました。資本主義的要素とキリスト教信仰が複雑に絡み合った当時の韓国の状況は、まさに「信仰の安売り」の結果でした。そして、2000年以降韓国のメガチャーチで次々と汚職が発覚し、次第に勢いを失っていきました。

上智大学とも交流がある韓国カトリック系・ソガン大学教授オウ・セイル教授は、

韓国の若者の多くは、霊的なライフスタイルに興味がなく、物質的で世俗的な生活を追い求めています。

としていますが、

若者は、本当の幸せや生きる意味を求め、宗教を再発見していく新しい世代になるであろう。
オウ教授は付け加えています。


引用:Center for religion and civic culture 
https://crcc.usc.edu/how-korean-religious-nones-differ-from-unaffiliated-americans/
アルジャジーラ
http://www.aljazeera.com/programmes/peopleandpower/2015/08/south-korea-suicide-nation-150827070904874.html

画像著作者:PHOMONA

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 韓国には世界一大きな教会として有名な、ヨイド・フルゴスペル教会がありますが、礼拝参加者の多くが高齢者になってきています。そして教会の創設者のパウロ・チョー・ヨンギ牧師が横領で逮捕されて以来既に80万が教会を去っています。

 このような中、韓国のメガチャーチでは地域コミュニティーでの活動を通しての地域貢献や魅力的なショーをみんなで共有するなど、教会の規模を追求するのではなく、人々への貢献することを目指し始めています。

 韓国人の中には、経済的な欲求などの物質中心主義から脱物質主義的な価値観に変化する人たちも増えてきていると見られています。

 人口のおよそ30%がクリスチャンである韓国を考える上において、教会の実情を通して韓国人のマインドや価値観を垣間見ることが出来ます。

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 中国に住むペンネームYukiさんは、ここ数年ネット環境やスマホの普及で聖書やキリスト教関連書籍に用意にアクセス出来るようになったとし、聖書を持つこと自体処罰の対象であった中国では驚くべき変化であるとしています。

 そして、アメリカに留学する多くの中国人留学生がクリスチャンになるケースが増えていると、アメリカ・Foreign Policyが報じています。アメリカ・インターヴァーシティー・クリスチャン・フェローシップのグレゴリー・ジャオさんによると、当団体に関わる5000人程の留学生のうち1600~1800人程が中国人留学生であるとのことです。またニューヨーク大学のチャプレン・ヴァレリー・オルゾウスさんは、提供するキリスト教の霊的プログラムを学ぶ学生の殆どが中国人留学生であると話しその理由として、

英語の習得、そしてアメリカの文化や民主主義を知りたいという強い欲求です。

としています。一方、パデュー大学の社会学講師であるYang Fenggangさんは、

新しい場所に行くと、なぜここに来たのだろう?どうしてこんなことが起こったのだろうといった移民としてのアイデンティティーを探し始め、その疑問にキリスト教が答えてくれている。

と説明しています。アメリカ・ピューリサーチセンターは、2010年にはおよそ6700万人いるとされる中国国内キリスト教信者数は2030年には2億5000万人に達し、世界最大のキリスト教信者数を抱えることになるだろうと予測しています。

このような現象を踏まえ、専門家の一部は、中国人の宗教体験の増加は、経済改革の結果ではないかと指摘しています。

引用&画像:GOSPEL PRIME
https://noticias.gospelprime.com.br/tecnologia-faz-cristaos-chineses-terem-acesso-a-biblia/
EVANGELICAL FOCUS
http://evangelicalfocus.com/lifetech/1376/Thousands_of_Chinese_students_become_Christians_in_US_universities




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