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私が翻訳させて頂いた以下の記事

 https://www.christianpress.jp/kim-jong-un-morreu-acontece-cristaos/

北朝鮮専門家の方より記事にいくつかの誤認があるとの指摘を頂きました。



まず当記事には
「デイリーNKは脱北者によって運営されている」とありますが、運営主体は韓国人
だそうです。脱北者の記者も中にはいるのだそうです。

そして「妙香山(ミョヒャンサン)地区にある香山診療所」
は小さな田舎の診療所で
金正恩の手術を行える場所ではない
との指摘を受けました。

わたしには残念ながら事の真偽は判断できません。
ご指摘はそのまま掲載させて頂きます。

なお、虎ノ門ニュースで興味深い情報が報道されていました。
https://www.youtube.com/watch?v=ni2_ny9wnFE&feature=share

 

拉致被害者家族会(救う会)会長の西岡力先生によれば、
金正恩氏は2月にフランス人医師によって手術を受け、そして
この4月に2回目の手術を受けていて、健康に不安がある可能性
は高いとのことでした。

そして、中国から50人の医師が北朝鮮に派遣されたと報道されています
が、そのような事実はないとの情報が北朝鮮側から伝わっているとのことです。

実は中国人民網によると、

「新型コロナウイルス感染症の発生後、国際赤十字など国際機関が朝鮮に防疫物資を支援したと把握している。中国側も必要時に備えて朝鮮側にPCR検査試薬キットを提供した。現在世界中で感染が急速に拡大している。中国は引き続き国内の感染防止・抑制をしっかりと行うと同時に、できる範囲内で必要とする国々を支援する」

 として、派遣されたとは一言も言っていません。

実は、金正恩と中国との関係は悪く、北朝鮮国内には親中派もいて、
かなりギクシャクしている可能性があるようです。権力闘争ですね。
ここに金正恩自身の健康問題も影響を与えているのかもしれません。


これはわたしの推測です。
鍵を握っているのは北朝鮮軍部指導部、実働部隊の司令官なのでは
ないかと思っています。

古い話ですが、ルーマニア・チャウシェスク政権終焉は、
当時の国防大臣ワシーリ・ミリャの離反が大きく影響しました。
ミリャは結局不審の死を遂げます。

軍部の動きが気になります。